京都 続き
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午後からは、それぞれの行きたいところへ。
アドレス交換して、また会いましょう〜と。
以前借りたレンタサイクルやさんへ。向かう途中で
「一つ手前のGSでもレンタルやっていますよ」と、教えてもらいました。
4時間800円。
これから新撰組ゆかりの角屋(すみや)へ行って、壬生の屯所に寄って
イノダコーヒーと村上開新堂にも行きたい〜!


七条通りをまっすぐ中央市場に向かって
自転車をひたすらこぎます。ちょっと風は冷たいけど、そんなに寒くない。
途中、人に尋ねながら、たどり着いた角屋さん。
当時としては、かなり広い接待所だったようです。
「2階のツアーに参加しますか?」と聞かれ
せっかくなので参加。ツアー付きは1800円!!
(入場料1000円も驚きでしたが。)
2階は撮影禁止なので写真はありませんが、とても見応えがあります。

この写真のように障子のさんがシンプルなものだけでなく、
松葉の形に木を削りだしていたり、一間ずつ飽きないように
趣向がこらしてあります。
円山応挙のふすま絵や、与謝野蕪村の絵も。
著名人の歌が書かれた扇の間には
ラピスラズリが。
青貝の間の細かい貝細工。釘隠しの細工はエキゾチック。
見えないところにお金がかかっています。
遊び場にしては、贅を尽くし、時間もかけたものでした。
単に遊宴だけでなく、文化的な場所としても使用されていったようです。
1階は
まず、台所が目に飛び込んできます。
ここで働くひとの忙しい動きや
煮炊きの匂いまで漂ってきそう。



箱階段の下には西郷隆盛が行水した、たらいが。
一度、この屋敷が移転の危機にあり、このたらいを目にした役人が
ここは残さねばと言って難を逃れたらしいです。

そして時代を語る、この刀置き場。
リアルに刀が物を言った時代の名残を感じました。

1階、網代の間。立派な柱ですね。


臥龍松の庭、素晴らしいです。
お茶室や東屋まで。

金箔の松の間は、火災で焼け立て直したとのこと。

ここで、芹沢鴨が最後にお酒を飲まされたのね〜。
ここから見る松、なかなかです。

2時間近く、大変楽しめました。
またまた自転車で、壬生の屯所へ向かいます。
ちょっと迷ったので、何人かに尋ねました。
(年配の方に聞いたら100%ご存知でした)
うわ〜新撰組の旗がわざとらしいというか
ちょっと興がそがれる感じ。
普通にひっそりしといて欲しい。

しかも施設内にお菓子屋さんがあり
入場券と抹茶セットがセットになってる。
陰謀〜〜?

八木邸を新鮮組が屯所にしていたわけですが
よく考えたらここで芹沢とか殺されたんですよね
入ったときに、電気ついてるのに暗い家だなと思ったら。
単なる屯所じゃなかった。ぶるぶる。
さ、イノダコーヒーへまいりましょう。

50年の歴史を持つ
アラビアの真珠と栗のタルトをいただきます。

夕方でしたが店内は込み合っていました。
自転車を返したら
伊勢丹に行く時間は無さそう〜
お弁当を買って新幹線に飛び乗って。
次はあそこへも、次はあれも食べたい
なかなか宿題をこなせない京都です。
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